2008年3月 | メイン |


Fountain of Wealth

昨日のレベル分けの結果、入学するクラスは別途料金が必要なクラスだったので、両替と買い出しと学校までのルートの確認を兼ねて今日もまたCity Hallへ。これで3日連続で行っています。あの辺りだけは大分詳しくなりました(笑)。学生寮に宿泊しているのですが、寮からはバスで30分ほど、料金は1シンガポールドル強で、日本円にすると85円くらいでしょうか。EZ Link Card(イージー・リンク・カード)と呼ばれるSuicaのような非接触型のカードがあり、バスと地下鉄両方に使えます。さらにEZ Link Cardの場合、通常料金に比べ割引されるのでお得です。香港でも 八達通(オクトパス)と呼ばれる同様のカードがあり、こちらも割引されます。日本は割引がないのが残念です。

Fountain of Wealth(ファウンテン・オブ・ウェルス)
写真は、Fountain of Wealth(ファウンテン・オブ・ウェルス)と呼ばれる、世界最大規模の噴水で、昨日の国際会議場のすぐ隣にあります。日本語訳では「富の噴水」、中国語訳では「財富之泉」と訳されています。時間帯によって上からの噴水が止まり、中央の小さな噴水の箇所に歩いて行けるようです。昨日行った時は止まっていて、中央の噴水を触っている人が何人かいました。願掛けのようですが、日本のお寺で、健康を祈願して煙を体につけるようなものでしょうか(笑)。

そうそう、買い出しですが、寮の部屋は無線LANが繋がらず、共有スペースでしかネットが出来なかったのですが、室内を見たら有線LANの差し込み口があったので、これはケーブルを用意すれば出来るんじゃねと思って買ってきました。それで繋げようとしたのですが、なかなか差し込み口にささらず、おかしいなと思って再度確認したら、モジュラージャックの差し込み口でした。orz
今日もまた共有スペースから更新です。

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雑記 | 2008/05/31 (土) / 22:07

City Hall

さて、シンガポールへは英語の語学留学で来ている訳ですが、今日は朝から留学支援会社の方と待ち合わせて、一緒に入学する予定のCity Hallにある学校へ行きました。学校と言っても小さなスクールで、とあるビルの4階の一部を使用しています。まず語学レベルを測るために簡単なテストを行い、結果、自分のレベルより少し上のレベルを勧められたので、そこの授業を見学してからそこに入学することにしました。授業開始は6月2日の月曜日からです。生徒数は10人ぐらいでしょうか。

Singapore International Convention & Exhibition Centre(シンガポール国際会議場・展示会場)
お昼頃にはテストや手続き諸々が終了したので、学校周辺の建物写真撮りと、土地勘を養うためにウロウロと歩き回りました。写真はSingapore International Convention & Exhibition Centre(シンガポール国際会議場・展示会場)です。設計はTsao & McKown and DP Archiectsと言うところみたいですが、知りませんね。建物はSuntec City Mall(サンテック・シティ・モール)と呼ばれる巨大なショッピングセンターと繋がっていて、結構でかかったです。何度も迷子になりましたから。今日もスコールがあり、今日は雷まで激しく鳴っていました。

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建築 | 2008/05/30 (金) / 21:29

Shenton Way

Shenton Way(シェントン・ウェイ)
昨日はセントレア発、成田経由で深夜の1時過ぎ(現地時間)に無事シンガポール入りしました。今日は昼過ぎまで色々と周辺整理をして、昼過ぎから香港の中環(セントラル)に並ぶアジアの金融センター、Shenton Way(シェントン・ウェイ)と、City Hall(シティホール)周辺の建物写真撮りに行ってきました。写真は、Shenton Wayの高層ビル群で、中央に見えるのが、故丹下先生(丹下健三)のUOB Plazaと、OUB Centre。中央右の丸みを帯びた建物は、I・M・PeiのOCBC Centre。アルファベットの名称は、それぞれ銀行の頭文字をとったもので、UOBでUnited Overseas Bank、OUBはOverseas Union Bank、OCBCはOversea-Chinese Banking Corporation Limitedです。夕方には熱帯特有のスコールに見舞われました。と言っても最近の日本でもスコールみたいな雨が降ったりしますが…。

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建築 | 2008/05/29 (木) / 23:26

オガ展

男鹿和雄展
松坂屋美術館で開催中の「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」見てきました。読みは「おが・かずお」です。それなりに人が入っていて、じっくり観賞するのは少し大変でした。昨年、東京の東京都現代美術館で同展が開催されていて、ちょうどその開催期間中に東京にいたのですが、都合が悪く(と言うか、その予定に当てていた日は阿佐ヶ谷住宅を見に行ってました)行けなかったので、今回行けて良かったです。ディテールまでしっかりと描かれた絵と、見事なまでの色調には感動です。でもどちらかと言えば、光の具合なども見事に描かれている色調の方が感動ですね。例えば同じシーンを写真で見るよりも、今回のような絵で見る方が何倍も感動するのですが、何ででしょうか。

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雑記 | 2008/05/17 (土) / 20:18

コルブ展

ル・コルビュジェ光の遺産
四日市市立博物館で開催中の「ル・コルビュジェ 光の遺産」展を見てきました。日本初公開の写真30点などもありましたが、特別グッとくるモノはあまりありませんでした。と言うのも、森美術館で開催されていた「ル・コルビュジエ展:建築とアート、その創造の軌跡」展で、色々と見ていたからかもしれません。これはもう展示会や書籍ではなく、サヴォア邸やロンシャンの礼拝堂など、実物を見に行かないといけないかなと考え、フランスへのコルビュジェ建築巡りをちょっと考えたりしました。

Lotus Beauty Salon
その後は、四日市近辺の建築を見学してきました。1970年の大阪万博のオーストラリア館(設計:芦原義信)を移築した「オーストラリア記念館」と、中村拓志の「Lotus Beauty Salon」の二つと、おまけとして近場に寄ったものだからジョン・ジャーディがデザイン協力した「マイカル桑名」。「Lotus~」は「edgelotus」と言う名前の美容室なんですが、営業中にも係わらず、快く店内の写真撮影を許してくれて良いところでした。上の写真はその店内です。

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建築 | 2008/05/12 (月) / 16:17

ルリユールおじさん

「ルリユールおじさん」。
理論社から出ている、「いせひでこ」の絵本です。

ルリユールおじさん
今朝の中日新聞の特報欄に記事を見かけ、面白そうな本だったので図書館で借りてきました。案の定当たりで、とても面白かったです。「ルリユール」とはフランス語で、「本を綴じ合わせる技術」の意味らしく、本編では本の修理屋さんの事を「ルリユール」と呼んでいます。

内容は、女の子ソフィーが大事にしていた植物図鑑が壊れてしまったので、本の修理屋さんであるルリユールおじさんの所に本を持っていって、直してもらうお話です。ストーリーも面白いのですが、何よりデッサンがしっかりしているのか、ソフィーの仕草が非常に可愛らしく描かれています。これはおすすめ。

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書籍 | 2008/05/06 (火) / 22:37

KAMAKURA

先ほど無事帰ってきました。
走行距離1,600km強。撮影枚数1,100枚強。長旅でした。

神奈川県立近代美術館
写真は鎌倉にある、坂倉準三の「神奈川県立近代美術館」の鎌倉本館。この美術館は近くに別館と、葉山に葉山館の3館があるのですが、時間の都合上、鎌倉本館しか見学できませんでした。そんな感じでとりあえず残りは後日。今日は寝ます。

追記。
鎌倉駅周辺は混雑すると思い、パークアンドライド方式で最寄りの駅に車を止め、江ノ電で鎌倉駅に向かったのですが、想像以上の混雑具合でした。初の江ノ電でしたが、山手線の通勤ラッシュばりの混雑でした。鎌倉駅発の江ノ電は30分~1時間ほどの待ちだったので、この時点で帰りは徒歩決定です。1951年竣工と57年前の建物で、さすがに汚れが目立ったり古くささを感じましたが、滞在時間が30分と短い時間の中、写真の池を臨む1階部分の空間は良かったです。展示作品では美術の教科書でよく見た、岸田劉生の麗子像(正式には童女図(麗子立像))がありました。

横浜港大さん橋国際客船ターミナル
横浜では、横浜港にかかるfoaの「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」と、元町公園内にあるアントニン・レーモンドの「エリスマン邸」を見学。写真は「大さん橋(読みはおおさんばし)」で、foaの設計物は、愛知万博のスペイン館以来2件目です。ほぼ左右対称の形状で、階段がなく(一部屋上のホール入り口部分には段差あり)スロープで移動出来るようになっています。全体的にクネクネしている感があり、柵も床の形状に合わせて斜めに配置されているので、余計クネクネ感が出てます。横浜ランドマークタワーなどの横浜の建造物が一望できるので景色は良かったです。

横須賀美術館
横浜は以上で、それから横須賀に向かい、山本理顕の「横須賀美術館」を見学。昨年(2007年)に出来た新しい美術館で、山本理顕の初の美術館作品のようです。三浦半島の先の方に建っていて、目の前には東京湾が臨めます。レストランも併設されていて、オープンテラスもあって美術館以上に繁盛している感じでした。館内は壁や天井に採光用の円形の穴がいくつも開いていて、ちょうど角のところでも緩やかなカーブに合わせて穴が開いていて面白いです。ピクトグラムもちゃんとデザインされていて、可愛い感じでした。

鎌倉を最初に書いてしましましたが、見学順番としては横浜→横須賀→鎌倉です。

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建築 | 2008/05/05 (月) / 02:18

レーモンド

今日は群馬の残りと山梨見学です。

高崎哲学堂(旧井上房一郎邸)
まずJRの高崎駅に向かい、東口にある大江匡の「群馬トヨタビル+イーストパーク」を見学。と思って今再び確認していたら、どうも全然違うビルを見学していたようです。うぉっと…、なんてこったい。ついで西口にある隈研吾の「高崎駐車場(ウエストパーク1000)」を見学。ルーバーの外観が個性的で、駐車場にしては格好良いです。その後に、写真の高崎哲学堂(旧井上房一郎邸)を見学。レーモンドの自邸をそっくりそのままコピーした井上房一郎邸で、オリジナルが残っていない現在貴重な建物です。それから隣の高崎市美術館で開催されている「アントニン&ノエミ・レーモンド展」を鑑賞。昨日の群馬音楽センターと合わせて、3つの会場で開催されているレーモンド展を全部制覇してから、高崎を出発。

鬼石多目的ホール
群馬県最後の見学は、妹島和世の「鬼石多目的ホール」。鬼石の読み方は「おにし」で、ずっと「おにいし」だと思ってました。細い道を通っていくと、民家の中から突如ガラス張りの建物と、芝生の広場が現れました。建物の形状は細く太く、またクネクネとしており、変わった空間です。外観のガラス張りと壁のシャープさから、まさに妹島建築っぽい建物でした。2005年竣工で3年経っていますが、まだ綺麗な状態でしたが、もう少しすると状態が酷くなりそうで少し怖いですが…。

山梨文化会館
群馬建築は以上で終わり、下道通って山梨の甲府に向かいます。甲府駅前に建つ、丹下健三の「山梨文化会館」を見学。巨大なコンクリートのビルで、山梨日日新聞社、山梨放送などが入っています。駐車場に止めてあった車のナンバーは、山梨放送の周波数の765になっていました。昨日の群馬音楽センターと同じく、docomomo100選の建物です。残念ながら内部は見学できず、どうも市を通して見学申込をしないといけないようです。残念。その後、中央自動車道を突っ走って横浜入りして、今横浜のホテルです。

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建築 | 2008/05/03 (土) / 23:49

GUNMA

朝から新潟から群馬へ向かいました。今回は車なんで、関越突っ走って群馬入りです。

富弘美術館
最初の見学は、ヨコミゾマコト設計の「富弘美術館」で、2006年の日本建築学会賞受賞作品です。52m四方の正方形内に、円形の筒が収まっている独特のデザインが特徴的です。建物以外にも、入り口の自動ドアやソファなど、全体的にデザインに力が入れてある美術館で、星野富弘の展示作品も心打たれるものです。円形の筒は、外観からはあまりそれが感じられないのですが、中に入るとよく分かります。展示室も円形に沿って展示されていますし。結構山奥の方にありながら、大勢の人が来館してました。帰り際には30人ほどの建築学生らしき人が現れてましたし。

群馬音楽センター
ついで高崎市に戻り、アントニン・レーモンドの「群馬音楽センター」を見学。ずっと来たかった建物で、docomomo100選に選ばれており、1961年竣工の作品。レーモンド独特のデザイン、色調など、大変格好良かったです。コンクリートの階段のねじれ具合など、最近の建物にはない感じがたまりません。残念ながらホールの見学は出来なかったのですが、いつかクラシックをここで聴いてみたいものです。

群馬県立近代美術館
その後は、磯崎新の「群馬県立近代美術館」を見学。ちょうど4月26日にリニューアルオープンしたばかりで、「磯崎新 七つの美術空間」と言う展示がやっていたので合わせて見学。はっきり言って難解でよく分かりませんでした。妹島和世の「鬼石多目的ホール」も見学予定でしたが、時間と疲労を考慮して、今日の見学は諦めて明日に回しました。明日は群馬の残りを見学して、山梨に向かいます。

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建築 | 2008/05/02 (金) / 19:52

らぶMVRDV

今日は朝から新潟に来てます。ホテルから更新です。

まつだい雪国農耕文化センター
写真は、オランダの建築家集団「MVRDV」の国内初作品である、新潟の十日町市にある「まつだい雪国農耕文化センター」内の、黒板の教室の一部。この部屋は、机や床、壁にいたる全てが黒板で出来ているアート作品で、黒板なので、床や壁にチョークで落書きが出来ます。また、「まつだい~」は、越後妻有アートトリエンナーレ2003の目玉建築だった建物です。

新発田カトリック教会
他に見学したのは、青木淳の「雪のまちみらい館」、原広司の「越後妻有交流館キナーレ」、ドミニク・ペローの「バタフライ・パビリオン」、香山壽夫の「聖籠中学校」、アントニン・レーモンドの「新発田カトリック教会」、青木淳の「潟博物館」「遊水館」、安藤忠雄の「葛塚中学校」「新潟市立豊栄図書館」「つくし保育園」と、そんな具合です。こちらの写真は「新発田カトリック教会」の聖堂です。
明日は群馬に向かいます。

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建築 | 2008/05/01 (木) / 22:08