2009年1月 | メイン |


沸騰都市2

昨日のシンガポールに続いて、今日の「沸騰都市」最終回・東京も見ました。海へ空へ地下へと開発を続ける東京を見ていて思ったことは、何かしらの嫌悪感でした。この嫌悪感が何かを考えてみたのですが、はっきりとは分からないのですが、どうも環境破壊に対する嫌悪感のようです。

知識不足の面もありますが、開発を続けることで環境が破壊されているイメージがあるのですが、実際はどうなのでしょうか。ビルや道路などの人工物の開発と共に、自然も増やし、環境に良い開発が行われているならば、この嫌悪感は無くなるのでしょうか。単純に現状の変化への恐れや、古いモノが壊されていく喪失感などかもしれません。上手く説明も出来ませんので、これについては、もう少し考えてみたいと思います。

番組としては面白かったのは、地下で発光ダイオードと、栄養分を溶かした水のみによって育てられている野菜があること、大雨などによる洪水を防ぐための地下大穴があること、現在開発中の山手トンネルなどです。ちなみに、昨日の沸騰都市シンガポールについては、小幡績さんもブログにコメントされていて、そう言う見方もあるのかと勉強になって面白かったです。

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映像 | 2009/02/16 (月) / 23:33

沸騰都市

NHK総合で今日の21:00~21:49まで放送されていた、「沸騰都市」を見ました。第7回目の今回は、シンガポールにスポットを当てています。とても面白く、興味深く見ることが出来ました。タイトル映像が押井守、プロダクIG、音楽が川井憲次だったのにも驚きです。

リー・シェンロン首相が、資源は枯渇したらお終いなので、才能ある人材が大事のようなことを述べていて、世界中から才能ある人材を呼び寄せています。シンガポールは好況時にため込んだ資金をフルに活用して、世界中が不況の今、有能な人材を世界中から集めています。公用語が英語なので、外国人にとって働くことに対する障壁は、日本と比べると格段に小さいですね。

また、印象に残っているシーンに、不況になり低賃金の外国人労働者の首が切られている現状を記者に質問され、「外国人労働者は調整弁です。その為に、入国を許可しているのです。」と、キッパリ言い切ったことに、強いリーダーシップを感じます。現在の日本も派遣切りなどで同じような状況ですが、大半が自国民なので、首になったら国外退去という状況にはなりませんね。

強いリーダーシップによって、スピード感としっかりとした将来ビジョンがある国家運営が出来ているのが素晴らしいです。

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映像 | 2009/02/15 (日) / 21:55