2008年1月 | メイン |


狼と香辛料

電撃文庫から出てるいわゆるラノベ(ライトノベル)なんですが、しばらく前からアマゾンのランキングなどで、表紙は何度か目にするようになって気にはなっていたので、先日ふとしたきっかけで一巻だけ購入して読んだところ、なかなか面白かったです。中高の時はむさぼるように読んでいたラノベですが、最近はフルメタだけ新刊が出たら買っていたので、新規開拓は久しぶりです。と思っていたら一年前に「シャナ」と「人類は衰退しました」を、二年前には「ハルヒ」を買っていました。

「わっち」や「くりゃれ」など、独特の言葉使いをする主人公のキャラクター性と、中世ヨーロッパを彷彿させる時代背景、ストーリーの中核をなす経済話などが面白く、調べたら作者も同年だったので意外に親近感が湧きました。ブログもあったので、ついでにリンクしときます。がんばれ支倉、応援しているぞ。現在7巻まで出ているようで、アマゾンでまとめて買っておこうとしたら7巻だけ品切れ中のようです。がっくり。まぁすぐに入荷されると思うのでいいのですが、楽天ブックスでは販売しているので、これはアマゾンの機会損失に繋がりますね。

追記(2008/3/1)
アマゾンの入荷が遅かったので、我慢できずに6巻まで先に注文してしまいました。7巻は適当にどこかの書店で買うとします。

追記(2008/3/29)
7巻まで全部読み終えました。3巻までは、商売(経済話)がストーリーのメインでドキドキハラハラでしたが、4巻以降少しまったり気味でした。小説の世界観に慣れたのもあるかもしれませんが、でもつまらなくなく、充分に楽しめるレベルでした。個人的には3巻のアマーティ篇が好きです。

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書籍 | 2008/02/27 (水) / 06:08

大前研一

経営コンサルタントの大前研一さんの書籍が面白いです。今は6年前の「チャイナ・インパクト」と言う中国についての本を読んでいますが、大前本は「心理経済学」に次いで二冊目です。とにかく絶大な知識量と論理力で、分かりやすい上に知的好奇心が駆られる面白さです。チャイナはまだ読んでいる途中ですが、P27に 「ユナイテッド・ステイツ・オブ・中華」-いわゆる中華連邦という概念を提案した。 と言うくだりがあります。個人的に中国は分裂するんじゃないかと思っていたんですが、連邦制と言う発想は全然なく、そう言う考え方に驚きでした。

カラーバス(color bath)効果なのか、意識したらいたる所で、大前研一さんが目に付きます。日経BPのサイトは毎週読んでますし、メルマガの「ニュースの視点」も登録しましたし、昼飯時には週刊ポストに掲載されてるコラムを読んでます。大前さんはマッキンゼーの日本支社長等を歴任していて、先日気になる人として取り上げた勝間さんもマッキンゼー出身です。他にはモバゲータウンが好調のDeNAの南場社長もマッキンゼーですね。あとは「世界一やさしい問題解決の授業」の著者の渡辺健介さんもそうでした。

  

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雑記 | 2008/02/15 (金) / 22:02

Hokusai

名古屋市美術館で開催中の「Hokusai展」に行ってきました。ダリ展の時のように、入場規制にはなっていなかったけど、それなりに人が多かったです。特に高齢者が。

葛飾北斎と言われたら「神奈川沖浪裏」などの、富嶽三十六景シリーズぐらいしか思い浮かばないのですが、Hokusai展を鑑賞したら結構色々な絵を描いていて、新鮮な感じでした。のっぺらな平面的な絵ばかりかと思っていたら、立体的な色彩や遠近法を使用した奥行きある背景も描かれていたりと、気に入る絵も何点かありました。

また、何点か人物の肉体がムキムキで、刃牙っぽかったんですが、見る度に「刃牙っぽい」と言っていたら、だんだん刃牙にしか見えなくなってきたのには参りました(笑)。

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雑記 | 2008/02/11 (月) / 17:17

初の藤森建築

浜松市にある「秋野不矩美術館(あきのふくびじゅつかん)」に行ってきました。藤森照信(ふじもりてるのぶ)先生の設計で、自然素材一杯の建物でした。藤森建築を見学したのは初めてです。

秋野不矩美術館
当初の予定では三重の建築巡りに行く予定でしたが、昨日の雪の影響で高速が通行止めになっていたので、急遽静岡方面に行くことにして、それなら以前に一度行こうと思っていた、秋野不矩美術館に行ってきたと言う訳です。

建物自体はそれほど大きくなく、美術館としては個人的にはちょうど良い大きさです。建物が(特に展示スペースが)あまり大きいと、鑑賞するのに疲れてしまいますから。以前見学した香川の「東山魁夷せとうち美術館」も、同じくらいの大きさでちょうど良かったです。

建物に通じる坂道から藤森ワールドが全開で、柵や電柱、ベンチなどが木で作られています。上の写真を見ると、木で出来た柵が分かります。建物外壁はわらが入った漆喰で、館内展示室の床は大理石で作られていたりと、自然素材を使った建物で、非常に独特の建物でした。

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建築 | 2008/02/10 (日) / 23:06

プロロン

カタカナで書くと、なにかの薬品とかの感じがしますが、「プロ論。」の事です。
2月6日発売した「B-ing」のプロ論が勝間和代さんだったので、購入しようと思ってコンビニに寄ったのですが、売ってませんでした。

仕方なくネットで調べたら、どうも関東版しかないみたいですね(関西版もあったが、休刊)。全然知らなかった。で、どうしようかと思っていたら、ネットで買えるようで、しかも送料無料で。B-ingは100円なんですが、それでも送料無料。支払いはカードやコンビニ払いで、手数料は無料。7日の夜注文して、今朝届きました。

これは凄い。
リクルートに感動した。

で、記事の内容ですが、大事なのは行動を起こすこと。PDCAのPで止まる人が多いと書かれていて、その事はよく分かります。大事なのはDに繋げること。分かってはいますが、再認識です。
ちなみに、PDCAは、Plan Do Check Actionです。

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書籍 | 2008/02/09 (土) / 10:54