2013年9月 | メイン |


東福寺

昨年の春に「重森三玲庭園美術館」に行って以来、行きたいと思っていた東福寺(とうふくじ)に行ってきました。もちろんお目当ては、重森三玲の庭園です。

東福寺本坊庭園
こちらは、東福寺方丈の東側庭園で、北斗七星を表している庭です。東福寺のサイトを見ていたら、どうやらこの石柱は廃材を使用いているようですね。知らなかったです。他に類を見ない独特の庭園で、初心者にも分かりやすい感じで人気がありそうです。実際に現地に行って気づいたのは、石柱が結構通路に接近して配置されていて、少し窮屈な感じかなと。あと、なかなか良い感じの写真を撮るのが難しかったです。

東福寺本坊庭園
こちらも同じく方丈の庭園で、北側の庭園です。市松模様がまた格好良いのですが、時期が悪かったのか、苔の具合が良くないです。雑誌なんかでは、緑色の苔が覆い尽くして綺麗なんですが...。残念でした。全面正確な市松模様ではなく、東側に向かって(写真だと奥に向かって)徐々に模様がなくなっていく感じになっています。更に言うと、西側庭園は、井田市松(せいでんいちまつ)と呼ばれる大きめの市松模様になっています。そして見学順路は東南西北の順です。つまり大きな市松(西)→小さな市松(北)→東側に向かって徐々になくなるように、グラデーションをかけている表現方法だそうです。うーん、奥が深いです。

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デザイン | 2014/05/25 (日) / 18:45

輝北天球館

先日、昨夏以来の九州に行って来ました。今回は南九州で、鹿児島・宮崎・熊本巡りです。これで九州は残り大分のみ未踏です。

輝北天球館
写真は鹿児島県の輝北町に建つ「輝北天球館」で、設計は高崎正治です。形状が非常にぶっ飛んでいて、こんな形状よく思いつくなと思いながら、それでいてバランスよく収まっているのが凄いです。ファイナルファンタジーのような世界観です。標高550mの高地に建設されているので、写真を撮るときに背景に何も写り込まないので、良い感じの写真が撮れて楽しかったです。

輝北町は、過去四期連続で日本一星空がきれいに見える所という結果が出ていたようで、星空観測も楽しみにしていたのですが、生憎の天候不良で観測は出来ませんでした。でも過去四期と言うのが、平成3年冬期からみたいなので、もう20年以上前のことですね。

ちなみに高崎正治の建築は初めてなんですが、調べてたらまとめられてました。前衛建築家なんですね。
高崎正治の建築が圧倒的にすごい 【建築か、思想か?】

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建築 | 2014/05/03 (土) / 16:36