2007年6月 | メイン |


阿佐ヶ谷住宅

森美術館の後は、新宿から15分ほどの阿佐ヶ谷の住宅地に建つ、公団初期の集合住宅を見にいきました。雑誌で何度か見て、昭和のにおいを感じていたのか、写真の赤いトタン屋根のテラスハウスを見ると、ノスタルジーに駆られます。


写真の傾斜屋根のテラスハウスは、前川圀男の設計のようです。残りの住宅については、公団の人の設計。老朽化が激しく、近々取り壊しになるそうなので、その前に是非って事で行ってきました。全350戸の内、半数ほどは既に退去していて、治安上の問題からドアや窓はベニヤ板で塞がれていました。

緑が非常に多くて、建物も低層で、かつ建物間もゆったりとしていて広々とした素敵な空間なんですが、取り壊しされてしまうのでしょうかね。先日情熱大陸で見たアレックス・カーだったら、再開発に文句を言いそうな感じですね。

Googleマップで見ると、住宅の感じがよく分かります。

Googleマップ:阿佐ヶ谷住宅周辺
阿佐ヶ谷住宅日記

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建築 | 2007/07/27 (金) / 23:22

ヒルズから

東京2日目の日曜日は、森美術館で開催されている「ル・コルビュジエ展:建築とアート、その創造の軌跡」を見るために、六本木ヒルズへ。森美術館+展望台の東京シティビューで1,500円。

森美術館は森タワーの53Fという高さにあり、エレベーターで52Fまで一気に上がるのですが、上昇スピードが早いので耳がキーンとなります。森美術館のエントランスは、2階吹き抜けの広い空間にエスカレーターがあり、非常に豪華な感じの美術館です。設計監修は森ビル、建築デザインがリチャード・グラックマン。展示内容は、コルビュジェファン垂涎の濃密な内容で、3時間くらいかけて見学してました。かなり満足。


その後、隣接する東京シティビューを一通りぐるっと見学。海抜250mの高さで、写真はそこから見た新宿副都心。そう言えば東京タワーにも上ったことがないので、東京の街並みを一望するのは初めてでしょうか。本当に中高層ビルのジャングル。その間を縫うように首都高が流れてました。

森美術館

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雑記 | 2007/07/26 (木) / 22:25

しん

「新国立美術館って~」って、警備の人とか受付の人とかに何回か聞いたんですが、気付いたら「新」の位置が違ってました。新国立美術館じゃなくて、国立新美術館でした。看板とかで赤色の「新」ってロゴマークが国立新美術館の前に付いているから、勘違いしていたようです。この「新」のロゴデザインは佐藤可士和ですね。


都知事選に次いで、参院選にも出馬中の黒川紀章が設計した国立新美術館です。三角形(三角錐か?)のコーンと(ここは逆三角もあるが)、くねくねとした曲線の外壁は黒川紀章がよく使いますね。新建築で、その辺りの説明が書いてあったと思いますが、軽く読んだだけなので詳しく覚えてないです。

展示室の出入り口は、シンプルに一直線上に並んでいるので、館内の位置関係が非常に分かりやすかったです。「スキン+ボーンズ -1980年代以降の建築とファッション」と言う建築とファッションの展覧会を見ましたが、建築はともかくファッションの方の展示が全く分からず退屈でした。これは失敗でした。

国立新美術館

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建築 | 2007/07/25 (水) / 19:50

トゥーワントゥーワン

未だに読み方が分からず、仕方なく調べてみたら、どうも「トゥーワントゥーワン デザインサイト」と読むそうですね。東京ミッドタウンにある「21_21 DESIGN SIGHT」は。そう言えば、係の人が電話で「いまトゥーワンのとこにいる」みたいな会話をしているのを、思い出しました。


と言う訳で写真はトゥーワンです。シンボルデザインは佐藤卓、おいしい牛乳の人ですね。設計は言わずと知れた安藤忠雄です。

第1回企画展として、深澤直人ディレクションの「Chocolate」が開催されていたので見てきました。企画展と建物内部見たさが半々ぐらいですが…。建物は写真で見る分だと小さい狭い所かと思っていたんですが、意外に思ったよりも地下が広かったです。展示で面白かったのは、鍵型のチョコレート。あの鍵のギザギザの所を、チョコを食べた歯形で表現するって感じのものです。確かHIMAAって人の作品。あと、入り口の所で貰った1ピースのチョコレートは美味しかったです。

21_21 DESIGN SIGHT

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建築 | 2007/07/24 (火) / 20:57

d-labo

東京は雨が唯一の心配事でしたが、終わって見れば特に降られる事もなく順調でした。日頃のオコナイ万歳。

東京ミッドタウン内の、ミッドタウンタワー7Fにある「d-labo」に行ってきました。
よく知らないまま行ってみたんですが、なかなか面白かったです。スルガ銀行が提供している、夢をテーマにしたコミュニケーションスペースなんですが、先端技術と連携させた体験型の装置(?)がいくつかあって充分楽しめます。

Google Earthと連携させた夢マップみたいなモノや、書籍を机に置くと関連書籍の一覧がディスプレイに表示されたりするモノ、各カテゴリーの過去・未来歴史みたいなモノがあったりと。ウェブサイトの方にも、同じようなモノがありますが、やっぱり実際に行った方が良いですね。サイト見てたらセカンドライフにも出店しているようで、実際の建物と同じ感じで作ってあるようです。あとで見てみます。

朝早かったせいなのか、他にお客さんがいなくて、美人なお姉さん2人が色々と対応してくれました。

d-labo

(追記:2007/7/25)

セカンドライフ内のd-laboに行って、写真と同じ感じでキャプチャ撮ってみました。場所の感じは大体現実と同じに作ってありますが、残念なのは、セカンドライフに出店する他の企業ブース同様に、箱物の感じがすることですね。

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雑記 | 2007/07/23 (月) / 23:24

東京

昨日から東京行ってました。

本当は先週の3連休に行く予定だったんですが、ちょうど台風が来てて仕方なく翌週に延期した訳です。今回のメインは六本木周辺で、あとその他って感じです。まぁ順次公開します。写真は東京ミッドタウンにある、安田侃(やすだかん)って人の「意心帰」って作品。巨大大理石。これ「いしんき」って読むんですかね?

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雑記 | 2007/07/22 (日) / 23:55

スカイ・クロラ


押井守監督、プロダクIG制作で映画化を知った時は結構驚きでした。毎日読んでるMLA(6月17日の日記)で知ったのですが、原作をぜひ読んでみようと思ったのでアマゾンで、「スカイ・クロラ」「ナ・バ・テア」「ダウン・ツ・ヘブン」の3冊を文庫で購入。新刊の「クレイドゥ・ザ・スカイ」は出たばかりなので、当然文庫はないが、「フラッタ・リンツ・ライフ」の文庫もなかった。ノベルスがあったが、挿絵の分か文庫よりちょっと高かったので、とりあえず保留状態。購入した3冊読んで、面白くて我慢できなければ、フラッタのノベルス買って、その後も我慢が出来なければ、クレイドゥのハードカバーを買うでしょう。

とりあえず、スカイ・クロラは読み終えた。
よく分からない所も多々あったが、なかなか面白かった。
最高だって感じは今のところないけど。
そう言えば、森博嗣の小説は初めてだ。

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書籍 | 2007/07/03 (火) / 21:43