島根県庁舎

地元出身の建築家、安田臣(やすだ・かたし)が建設省時代に設計した島根県庁舎です。松江市の中心部、松江城の目の前に建っています。

島根県庁舎
県庁前の広場は、広々とした公園のような庭園になっていて、隣の松江城のお堀と合わせて、水と緑の溢れる心地よい空間になっていました。県庁舎の建物は、鉄筋コンクリートの柱の垂直ライン、庇の水平ラインを強調した日本的なモダニズム建築で、1959年竣工と当時に多く作られたような公共建築です。1階部分の一部がピロティになっていて、意匠的に変化させているのが面白いです。

島根県庁舎
さらに面白いのが、そのピロティ部分を抜けて建物の中庭に入ると、枯山水の庭園が造られています。作庭は重森完途(しげもり・かんと)で、重森三玲の長男です。三玲の庭園は、昨年行った東福寺などで見たことあるのですが、完途の庭園は初めてでした。地面のレンガと庭園を真っ直ぐなラインで区切らず、波のようにレンガの形状を変えて作庭しているのが斬新でした。県庁のようなお堅いイメージの公共建築で、このような庭園があるとは島根県なかなかやります(笑)

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Blog Ranking(読書・デザイン) | 2015/05/07 (木) / 22:33

島根県立美術館

今年のGWは、山陰地方を攻めてきました。初の山陰でテンション上がりました。楽しかったです。

島根県立美術館
宍道湖のほとりに建つ、菊竹清訓設計の島根県立美術館です。島根には菊竹建築が豊富で、この島根県立美術館は1998年竣工と、中でも一番新しい建物です。夕陽を売りの一つにしていて、ロビーからも見られるようにガラス張りの外壁になっています。この夕陽を楽しみに行ったのですが、初日は生憎の曇天模様で夕陽は見られず...。予定変更して二日目にも行ったのですが、写真のように少しは出たのですが、全然光量が足らず、残念無念の不完全燃焼でがっくりでした。

島根県立美術館
ロビー空間は天井が高く、ガラス張りの外壁によって自然光をふんだんに取り入れて、明るく開放的な綺麗な空間でした。天井が特に印象的で、白と黒のコントラスが綺麗です。弧を描いて取り付けられていて、黒色の部分は一段上についているため、切れ目が入っているように見えます。照明はその切れ間から光を出していて、間接照明のようなイメージ、また柱周りにも切れ目が入っているため、柱は天井に吸い込まれているようなイメージと、面白いデザインでした。

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Blog Ranking(読書・デザイン) | 2015/05/06 (水) / 11:34

久しぶりの東京

久しぶりに東京に行ってきました。経由などで東京に寄ることはありましたが、目的地として行くのは久しぶりです。

三鷹の森ジブリ美術館
今回の一番の目的は、三鷹にある「三鷹の森ジブリ美術館」に遊びに行くことです。事前予約制のために、気軽に行くことは出来なかったのですが、日程調整して、うまくチケットも予約出来てなんとか行ってこれて、とても楽しかったです。迷子になってきました。いっしょに。

狭い螺旋階段をワクワクしながら上り、吹き抜け空間を見下ろし、ミニシアターでジブリアニメを鑑賞し、パティオで井戸水バシャバシャ出して、展示室で制作現場を体験して、ラピュタのまもり神と一緒に写真撮って、麦わらぼうしで美味しいご飯食べて、マンマユートでごっそりと散財してきたりと、楽しんできました。ネコバスに乗れなかったのが心残りなんですが・・・(笑)

江戸東京たてもの園
帰りに近くの小金井市にある「江戸東京たてもの園」で開催されている、「ジブリの立体建造物展」にも行ってきました。等身大・・・じゃないや、湯屋の精巧に出来たミニチュア模型をじっくり見てきました。図録を読んでいて初めて知ったのですが、ジブリ美術館のコピー「迷子になろうよ、いっしょに。」は、千と千尋の時に出来たコピーを使ったようですね。制作は糸井重里。さすが糸井さんです。糸井さんによる「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」の魔女の宅急便のコピーは秀逸で大好きです。

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Blog Ranking(読書・デザイン) | 2014/12/21 (日) / 23:37

醍醐寺のすべて展

奈良の国立博物館で開催されている「国宝醍醐寺のすべて 密教のほとけと聖教」展を見に行ってきました。奈良は久しぶりで、記憶をたどると8年半振りでした。奈良国立博物館の設計は、本館は片山東熊、写真の新館(西館・東館ともに)は吉村順三です。

奈良国立博物館
奈良は交通の便が悪く、電車で行こうが車で行こうが、結局2~3時間くらいはかかりそうなので、今回は高速バスで行ってきました。朝、家から出るときに豪雨が発生していて、少し経てば降り止むと思っていたのですが、いかんせんバスの時間が迫っていたので、泣く泣く出たら、案の定着いた時点で止んでました・・・。

密教は以前勉強したことがあったので、比較的知識もあり、今回目玉の五大明王像は楽しんで鑑賞出来ました。軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)は、口から飛び出た牙とおでこの三ツ目が、金剛夜叉明王(こんごうやしゃみょうおう)は、遠目で見たら目を閉じているような感じの五ツ目と、異教?異人?のような顔立ちが印象に残っています。降三世明王(ごうざんぜみょうおう)は手の組み方が好きで、今回はその部分もじっくり鑑賞してきました。

帰りに興福寺で阿修羅像を見ていこうと思ったら、翌日まで工事中で入れませんでした。残念。

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Blog Ranking(読書・デザイン) | 2014/08/23 (土) / 23:14

東福寺

昨年の春に「重森三玲庭園美術館」に行って以来、行きたいと思っていた東福寺(とうふくじ)に行ってきました。もちろんお目当ては、重森三玲の庭園です。

東福寺本坊庭園
こちらは、東福寺方丈の東側庭園で、北斗七星を表している庭です。東福寺のサイトを見ていたら、どうやらこの石柱は廃材を使用いているようですね。知らなかったです。他に類を見ない独特の庭園で、初心者にも分かりやすい感じで人気がありそうです。実際に現地に行って気づいたのは、石柱が結構通路に接近して配置されていて、少し窮屈な感じかなと。あと、なかなか良い感じの写真を撮るのが難しかったです。

東福寺本坊庭園
こちらも同じく方丈の庭園で、北側の庭園です。市松模様がまた格好良いのですが、時期が悪かったのか、苔の具合が良くないです。雑誌なんかでは、緑色の苔が覆い尽くして綺麗なんですが...。残念でした。全面正確な市松模様ではなく、東側に向かって(写真だと奥に向かって)徐々に模様がなくなっていく感じになっています。更に言うと、西側庭園は、井田市松(せいでんいちまつ)と呼ばれる大きめの市松模様になっています。そして見学順路は東南西北の順です。つまり大きな市松(西)→小さな市松(北)→東側に向かって徐々になくなるように、グラデーションをかけている表現方法だそうです。うーん、奥が深いです。

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Blog Ranking(読書・デザイン) | 2014/05/25 (日) / 18:45

輝北天球館

先日、昨夏以来の九州に行って来ました。今回は南九州で、鹿児島・宮崎・熊本巡りです。これで九州は残り大分のみ未踏です。

輝北天球館
写真は鹿児島県の輝北町に建つ「輝北天球館」で、設計は高崎正治です。形状が非常にぶっ飛んでいて、こんな形状よく思いつくなと思いながら、それでいてバランスよく収まっているのが凄いです。ファイナルファンタジーのような世界観です。標高550mの高地に建設されているので、写真を撮るときに背景に何も写り込まないので、良い感じの写真が撮れて楽しかったです。

輝北町は、過去四期連続で日本一星空がきれいに見える所という結果が出ていたようで、星空観測も楽しみにしていたのですが、生憎の天候不良で観測は出来ませんでした。でも過去四期と言うのが、平成3年冬期からみたいなので、もう20年以上前のことですね。

ちなみに高崎正治の建築は初めてなんですが、調べてたらまとめられてました。前衛建築家なんですね。
高崎正治の建築が圧倒的にすごい 【建築か、思想か?】

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Blog Ranking(読書・デザイン) | 2014/05/03 (土) / 16:36

弓張岳展望台

構造家、坪井善勝の数少ない単独設計の「弓張岳展望台」です。見に行けて良かったです。

弓張岳展望台
丹下先生とタッグを組んで構造設計した「国立屋内総合競技場」などは有名ですが、こちらは数少ない意匠も担当された作品です。三点支持のシンプルなシェル構造ですが格好良いです。坪井ブランドの効果でしょか(笑)
名称からも分かるように弓張岳にあるのですが、いかんせん交通が不便で、当初バスで行こうかと思っていたのですが、便数が少なく行ったは良いが帰って来られなくなる懸念があったので、仕方なくタクシーで往復しました。ダメ元で往復交渉したら安くしてくれたのは良かったです。

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Blog Ranking(読書・デザイン) | 2013/09/15 (日) / 10:50

日本二十六聖人殉教地

日本二十六聖人記念聖堂

長崎では他に、日本二十六聖人殉教地にも行ってきました。殉教地にある記念聖堂と記念会館・記念碑は、キリシタンに関係深い長崎ならではの建物で、設計は今井兼次です。彼の設計は個性的で興味深いです。写真の記念聖堂「聖フィリッポ教会」の双塔は、サグラダ・ファミリアのガウディの影響感満載で独特すぎます。細部の意匠も色々とデザインされていて、色々見ていて面白い建物です。

二十六聖人記念碑
こちらは記念会館前に建つ記念碑で、京都から長崎まで歩いて連行されて処刑された二十六人の像です。記念会館の方では一連の出来事の資料が展示されていて、色々と勉強になりました。展示はキリシタン側からの見方になっていますが、弾圧した秀吉側からの見方としては、当時ポルトガルとスペインの日本侵略を防ぐための弾圧という意見もあるので、機会を見て関連書籍を読んでみたいです。

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Blog Ranking(読書・デザイン) | 2013/08/18 (日) / 13:00

長崎は今日も晴れだった

久しぶりのブログ更新で、更新方法を忘れてしまいそうです(笑)

長崎県美術館
さて、先日未踏の長崎と佐賀に行ってきました。いよいよ全国踏破も残り10県となりまして、残りは上から福島・和歌山・鳥取・島根・徳島・高知・大分・熊本・宮崎・鹿児島ですね。

写真は日本設計+隈研吾設計の長崎県美術館で、20時まで開館している公共施設にしては随分素敵な美術館です。運河を跨いで建つ構成や、自由に上がれる屋上庭園からは長崎港が見下ろせたりと、洒落っ気満載のスポットです。運河や海、川や水盤など「水」を取り入れると、良い雰囲気になって好きです。また20時まで開いているので、当然陽が暮れてからは建物がライトアップされて、さらに良い感じです。

稲佐山からの夜景
こちらは、新たに世界三大夜景に認定された稲佐山から見下ろした長崎の夜景です。三脚なんて当然持って行ってないので、ちゃんと撮れるか心配してましたが、なんとか見られる状態の写真があって嬉しかったです。でもやっぱりよく見るとぶれてますね...。 三大夜景の一つで、昔行った香港の夜景はこちらで。

ちなみに稲佐山ロープウェイのゴンドラは、世界の奥山清行デザインなんですが、誰も見ていない感じ残念でした。みんなそれどころじゃないって感じで。

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Blog Ranking(読書・デザイン) | 2013/08/17 (土) / 23:29

だいぶ遅いけど謹賀新年

もう今年も6日目ではありますが、明けましておめでとうございます。

伊勢神宮
1月4日に伊勢神宮に初詣に行ってきました。伊勢神宮は過去2回か3回行ったことがあるのですが、正月に行くのは初めてで、どれくらい混雑するのかと心配しながら行ってきました。結果としてはタイミングが良かったのもあるのか、思ってたよりもスムーズに行けて良かったです。唯一並んだのが写真の御正殿前の参道で、それも横から行けば、正面から参拝が出来ないようですが、スムーズに流れて行きます。

参拝後、帰り道で道を空けて整備されていたので、誰か来るかと思っていたら、総理始め、自民党の閣僚らが参拝に来ていたようです。人混みで顔は見えませんでした。行きの宇治橋では、民主党幹部らにもすれ違いました。こちらは顔が見えました。

伊勢神宮
外宮→内宮の順で参拝するのが正しいのでしょうが、人混みで時間が読めなかったので、先に内宮から参拝しましたが、なんとか外宮の方にも行けました。夕方の時間帯でもあったのか、こちらは内宮と違ってガラガラの状態でした。伊勢神宮へは電車ではなく車で行ったのですが、少し離れたサンアリーナの駐車場に停めて、シャトルバスでのパーク&ライド方式になっているので、渋滞なく行けました。が、帰りの高速で25kmの渋滞にはまったのが大変でした。

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Blog Ranking(読書・デザイン) | 2013/01/06 (日) / 18:06