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東福寺

昨年の春に「重森三玲庭園美術館」に行って以来、行きたいと思っていた東福寺(とうふくじ)に行ってきました。もちろんお目当ては、重森三玲の庭園です。

東福寺本坊庭園
こちらは、東福寺方丈の東側庭園で、北斗七星を表している庭です。東福寺のサイトを見ていたら、どうやらこの石柱は廃材を使用いているようですね。知らなかったです。他に類を見ない独特の庭園で、初心者にも分かりやすい感じで人気がありそうです。実際に現地に行って気づいたのは、石柱が結構通路に接近して配置されていて、少し窮屈な感じかなと。あと、なかなか良い感じの写真を撮るのが難しかったです。

東福寺本坊庭園
こちらも同じく方丈の庭園で、北側の庭園です。市松模様がまた格好良いのですが、時期が悪かったのか、苔の具合が良くないです。雑誌なんかでは、緑色の苔が覆い尽くして綺麗なんですが...。残念でした。全面正確な市松模様ではなく、東側に向かって(写真だと奥に向かって)徐々に模様がなくなっていく感じになっています。更に言うと、西側庭園は、井田市松(せいでんいちまつ)と呼ばれる大きめの市松模様になっています。そして見学順路は東南西北の順です。つまり大きな市松(西)→小さな市松(北)→東側に向かって徐々になくなるように、グラデーションをかけている表現方法だそうです。うーん、奥が深いです。

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デザイン | 2014/05/25 (日) / 18:45

 

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