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恋愛寫眞 - もうひとつの物語

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先日やっと森博嗣の「封印サイトは~(7月1日参照)」を読み終えたので、今は市川拓司の恋愛寫眞読んでいます。恋愛寫眞は松田龍平と広末涼子で映画化されていますが、その原作ではなく、映画の脚本を発案として、小説版として書き下ろした作品のようです。市川拓司は「いま、会いにゆきます」の著者として有名なんでしょうか。私は「いま会い」で知った作家ですが。で、市川拓司の本は初めてですが、なかなか比喩が独特で面白い文章です。

一つ例をあげると、
痒みは、執拗で猜疑心の強い愛人のように、つねにぼくにまとわりついて離れなかった。
まぁ、そんな感じです。

| COMMENT (2) | TB (1)
書籍 | 2005/07/27 (水) / 23:37

 

コメント

はじめまして。
僕も市川氏の表現が大好きです。
その比喩自体が氏の小説の「欠陥のある青年」っぽくて面白いです。

投稿者 TBさせていただきました : 2005年9月 9日 00:43

どうも、はじめまして。
逆TBさせて頂きました。
恋愛寫眞、映画化されますね。
映画→小説→映画ってもの凄い珍しいパターンですよね。

投稿者 杯@管理人 : 2005年9月10日 00:20